AKAMINE BLOG

メンズファッションディレクター 赤峰 幸生のBLOGです。

2014年10月15日(水)

GOTAIRIKU GENTLEMAN'S CLUB開催のお知らせ [イベント告知]

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日頃Akamine Blogをご訪問頂きまことに有難うございます。

来る10月31日(金)、山本晃弘氏(アエラスタイルマガジン編集長)と大圃祐二氏(五大陸デザイナー)、そして赤峰幸生の3人によるトークショーが開催されます。

【日時】10月31日(金) 19:00〜20:30
【場所】MARUNOUCHI CAFÉ 倶楽部21号館(東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F)
【ドレスコード】タイドアップ

ご興味のある方は、以下をご参照のうえ、ぜひご応募ください。

http://dot.asahi.com/stylemagazine/2014/09/gotairiku-gentlemans-club.html

Posted by インコントロ STAFF at 16時00分 Permalink  コメント ( 0 )

2014年10月10日(金)

Discover Japan誌で連載が始まりました [Discover Japan連載]

いつもAkamine Blogをご覧いただき誠に有難うございます。

Discover Japan 11月号より、赤峰幸生の【和魂洋装物語】と題する連載が始まりました。

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第1回目は「グレースーツ」。

赤峰の持論である「仕事着はグレースーツにはじまる」に基づいて、グレーという色の歴史や効用について語っております。

皆さまもこの機会にDiscover Japanをお手に取ってご覧頂ければ幸いです。

Discover Japan 11
10月6日発売
エイ出版
定価780円

Posted by インコントロ STAFF at 17時08分 Permalink  コメント ( 0 )

2014年10月03日(金)

「男の粋を極める」が電子書籍になりました [朝日新聞掲載記事]

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日頃Akamine Blogをご覧いただきまことに有難うございます。

朝日新聞土曜版で連載を続けた『赤峰幸生の男の流儀 粋を極める』は、本年9月20日に最終回を迎えました。

2年6ヶ月に亘って書き綴ったコラムを、朝日新聞出版様でこのたび『装い歳時記 男の粋を極める』として電子書籍にまとめて下さいました。

私たち日本人は古来より「粋」という独自の概念を持っています。しかし、現代のスピード社会のなかでそのことを忘れてしまいがちなのでは。

本書が、そんな現代に生きる男たち(女たち)に、眠れる個性を目覚めさせるきっかけとなれば幸いです。

※朝日新聞出版の(http://publications.asahi.com/)の他、AmzonKindle、iBookstore、楽天bokoなど主要電子書店にてお買い求め頂けます。(定価864円)

Posted by インコントロ STAFF at 16時27分 Permalink  コメント ( 0 )

2014年09月20日(土)

朝日新聞be on Saturday "赤峰幸生の男の流儀 『洋装を日本化する』 [朝日新聞掲載記事]

2年6カ月にわたってお送りしてきたこのコラムも、今回で最後となりました。リーマン・ショックや東日本大震災以降、ものとお金を巡る考え方が大きく変わる中で、「本物を大切にする時代だ」という思いをたくさんの方と共有できたことは、貴重な体験でした。

オンワード樫山で、デザイナー約20人を相手に「赤峰塾」を開きました。そこで日本独自の自然の美しさや、季節感の手がかりとなる旧暦の話をすると、若い人ほどぐいぐいと身を乗り出して聞いてくれました。

高度成長もバブルも知らず、経済の面では日本が下っていく段階で生まれ育った世代には、日本の精神性に素直に向き合う姿勢を感じます。

かつてサッカーの日本代表監督を務めたイビチャ・オシム氏は「日本サッカーを日本化する」と言いました。装いにおいても、独自の気候や美意識に合わせて洋装を進化させる「日本化」が今後のテーマになると思います。日本の紳士として「粋」を常に考えたい。

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イラスト・YAB

日本というものを突き詰めていくことは、英国暮らしが肌に合わなかった夏目漱石が小説の中で問い続けたことであり、小津安二郎や黒沢明が、映画の中で日本人のたたずまいを描き続けたことに通じます。内面に目を向けることからしか、深い人間のありようは生まれません。装いは表れに過ぎないのです。

連載中にたくさんのメールやお便りを頂いたことに厚く感謝申し上げます。ご愛読ありがとうございました。



◇この連載が電子書籍「装い歳時記 男の粋を極める」(800円)になりました。
朝日新聞出版のホームページ(http://publications.asahi.com/)からお買い求めください。

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朝日新聞社に無断で転載することを禁止します
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Posted by インコントロ STAFF at 09時00分 Permalink  コメント ( 0 )

2014年09月06日(土)

朝日新聞 “be on Saturday” 赤峰幸生の男の流儀 『民芸につながる装いを』 2014年9月6日(土)掲載 [朝日新聞掲載記事]

もの作りにあたって、私が大切にしている言葉があります。

それは昭和初期に民芸運動を展開した柳宗悦のもの。彼は全国を歩いて見いだした「民芸品」の定義について、次のように書き残しています。

「鑑賞のためでなく、実用性を備えているもの」「無名の職人によってつくられたものであること。名をあげるための仕事ではないこと」「民衆が日用品として購入できる安価なものであること」

これらは日常に用いる服を考える際にも応用できます。私自身のブランド「アカミネロイヤルライン」でも、関わっているオンワード樫山の「五大陸」や「J.PRESS」といったブランドでも、常に頭の中には「民芸」につながる仕事がしたいという思いがあります。流れていく「ファッション」ではなく、質が良く、長く使える服を大切に作っていきたいのです。

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イラスト・YAB

さらに柳はこう言っています。「色、かたち、模様などに土地に根ざした地域性があること」「個人の力よりも、気候風土や伝統などの他力に支えられていること」……。

日本で、洋装が広く一般化して半世紀以上。いま、グローバリズムが隆盛する一方で、新しいローカリズムの動きも確かに生まれています。服についても「国柄」を考える時期が到来したように思います。

それは、着こなしのテクニックといった表層の話ではありません。日本の紳士たらんとする者が備えておくべき、心構えのことではないでしょうか。礼節をわきまえ、控えめで、つつましい。「目配り」「気配り」「心配り」といった言葉も忘れたくありません。時代は確実に本質に回帰しつつあります。ご自身の内面を深掘りして、本物を選び取ってください。

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朝日新聞社に無断で転載することを禁止します
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Posted by インコントロ STAFF at 09時00分 Permalink  コメント ( 0 )

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赤峰 幸生 (あかみね ゆきお)

● イタリア語で「出会い」の意のインコントロは、大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワークのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマにした自作ブランド「Akamine Royal Line」の服作りを通じて質実のある真の男のダンディズムを追及。平行して、(財)ファッション人材育成機構設立メンバー、繊研新聞や朝日新聞などへの執筆活動も行う。国際的な感覚を持ちながら、日本のトラディショナルが分かるディレクター兼デザイナーとして世界を舞台に活躍。 Men’s Ex、OCEANSに連載。MONOCLE(www.monocle.com)、MONSIEUR(www.monsieur.fr)へも一部掲載中。

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服の立ち位置【自然の色に溶け込む】

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MEN'S EX 2013年6月号 赤峰幸生の「服育のすゝめ」 vol. 6

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赤峰さんのお気に入り3足

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