2013年06月21日(金)
Akamine Royal Lineのお客様ご紹介 [INCONTRO NEWS]
今日はAkamine Royal Lineの最年少のお客様A様をご紹介しましょう。
3月末に来社されたときは、生まれて初めての採寸にドキマギされておりましたが、スーツが出来上がってご試着頂いたときにはこの笑顔です!
A様が師匠と仰いでくださる赤峰とも肩を組んでツーショット。
今回お仕立てさせて頂いたのは、ARLオリジナルのウール100%の生地、ジャケットはサイドベンツの段返り3つボタン、パンツは赤峰のお薦めでベルトレスにいたしました。
従兄弟さんの結婚式で着用されるとか、初めてのオーダースーツ、お気に召して頂きましたでしょうか?
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2013年06月17日(月)
Akamine Royal Lineの新作をご紹介します [INCONTRO NEWS]
アイルランドのDonegal Tweedで有名なMagee社は、上質なリネン生地も織っています。
早春にオーダーして織上りを待つこと3ヶ月、ようやく届いた生地でピークドラペルのジャケットを仕立てました。
Akamine Royal Lineのお客様も同じ生地でお仕立て頂き、今日は二人揃って試着です。
Mageeではこのように職人さんがローテクな織機で生地を織っています
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Good Morning Akamine [Weekly Akamine]
水無月第三週(24/52週)
2013年6月10日(月) 丁未
【100%モヘアのミディアムグレイスーツ】
100% Mohair Suit, Medium Gray
2013年6月11日(火) 戊申
【6B ダブルブレストのバンカーズストライプスーツ】
Double-Breasted Suit of Bankers' Stripe
2013年6月12日(水) 己酉
【ヘアーライン3Bシングルブレストスーツ】
3B Single-Breasted Suit of Hair Line
2013年6月13日(木) 庚戌
【アイリッシュリネンのジャケット】
Irish Linen Jacket
2013年6月14日(金) 辛亥
【茶色のカーディガン】
Brown Cardigan
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2013年06月11日(火)
朝日新聞be on Saturday " 赤峰幸生の男の流儀 『雨に唄えば』 2013年6月8日(土)掲載" [朝日新聞掲載記事]
1952年公開のアメリカ映画「雨に唄えば」はタイトル通り、雨の中でクラシックなタップを楽しげに踊る場面が印象的な名作です。雨の日は装いを決めるのに悩む人もいるかもしれませんが、私は「レインコートを楽しめる」と前向きにとらえています。
レインコートの素材としては、密で丈夫な綾織物であるギャバジンや、目の詰んだ平織りのポプリンが使われているものが挙げられます。しわしわ、くたくたになって味わいが出てくる物がいい。一方で、ポリエステルと綿の混紡素材で作られた、ペラペラのコートも気に入っています。ひらりと羽織れて軽く、洗濯機で洗えてしまう。
色はベージュが基本。カーキや紺を選ぶ人もいると思いますが、自然界にある色が、屋外ではなじみがよいと思います。
さて、問題は丈です。コートはやはり大きな分量で、人が着た時に「A」に見える「Aライン」の裾のフレア感こそが美しいと私は思います。実用の面からも、ひざまであって、雨風をしっかり防いだ方が合理的。日本に多いのですが、太ももまでの短い丈で、黒色というのはよくわかりません。
背丈が日本人と変わらないイタリアの男たちは、オーストリアのローデン地方に由来する「ローデンコート」を愛用しています。翻る裾こそがコートのカッコよさでしょう。
足元は、靴の上に履かせるゴム製の「オーバーシューズ」の利用も一手。アメリカ人によく見かけます。傘はかつては英国の「フォックス」に代表される高級品を使ったこともありますが、なくしてしまうこともあるので、安い物で構わないと思います。ただ、茶、紺、黒の無地をそろえ、服装と調和する色を使うと粋ですね!
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2013年06月10日(月)
Good Morning Akamine [Weekly Akamine]
水無月第二週(23/52週)
2013年6月5日(水) 壬寅
【100%コットンギャバジンスーツ】
100% Cotton Gabardine Suit
2013年6月6日(木) 癸卯
【100%モヘアのサマースーツ】
100% Mohair Summer Suit
2013年6月7日(金) 甲辰
【ペンシルストライプのモヘアスーツ】
Mohair Suit of Pencil Stripe
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2013年06月05日(水)
MEN'S EX 2013年7月号 赤峰幸生の「服育のすゝめ」 vol. 7 [MEN'S EX 掲載記事]
TPO別“粋”な装い その@
『盛夏のビジネスこそスーツを愉しむ』
近年、男性のドレススタイルはカジュアル化が進み、高級レストランやレセプションパーティーでも「スマートカジュアル」などという、フォーマルなのかカジュアルなのか曖昧なドレスコードを要求されることが多くなりました。
時代の流れですので、決して憂うものではありません。しかし境界が曖昧だからこそ、基本をしっかり知っておきたいもの。場に相応しい着こなしこそ、真の洒落者が最も重要視することだからです。そこで今回からは、TPOごとの粋な装いについてお話したいと思います。
TPOの正統とはグローバルな装い
今回は夏のビジネスでの装いについて。オンの心構えとして、私は「上着の胸にパスポートを持っている気分が必要」と考えます。パスポートを持つということは、いつでも海外へ飛び出せるということ。グローバルスタンダードとして、人前に出る際はジャケット・タイ着用が基本です。ラフで快適な服装もときには結構ですが、本式のドレスアップも忘れるなかれ。しかし、酷暑の中で修業のような堅苦しい服装を強いるものではありません。夏には夏のドレスアップを愉しもうという提案です。そこでおすすめしたいのは、リネンスーツのドレスアップです。
夏のビジネスマンこそリネンを着るべき
昭和の丸の内には、麻のスーツをキリッと着こなしたお洒落なビジネスマンが闊歩していました。麻はカジュアルに見られがちですが、実はきっちりドレスアップするのが本式なのです。色はベージュとネイビーが2大定番。私はスーツのポケットは両玉縁にして、皺が出やすいフラップは付けず、パンツはベルトレスで仕立てています。
ここでひとつ赤峰流のこだわりを。リネンは必ずヘビーウェイトの生地を選びます。薄手で軽いリネンは着心地も楽なのようですが、ベントがロールしてしまい、後ろ姿が美しくありませんので。
さらに、ベージュリネンスーツの装いをご提案しましょう。まずシャツは白無地。リネンスーツにはリネンシャツを合わせるのが私のセオリーです。タイはガルザのブルーストライプ。夏の海や空の色を思わせる明るいトーンとは、以前に夏の装いでもご紹介しました。チーフは麻の白をパフ挿しで。グレーのリネンホーズは日本ではなかなか手に入らないので、海外で購入しています。靴は気持ち明るい茶の表革。ちなみにネイビースーツなら黒のスリッポンも良いでしょう。
コットンは日本製が良質ですが、リネンはやはりヨーロッパ。スラブ糸が少ないベルギーリネンがドレス向きです。以前、アイリッシュリネンの最高峰といわれるスペンス・ブライソンの本社を訪れたことがありますが、倉庫には極上のモイガシェルが大量に眠っていました。是非復刻したいと申し出たのですが、生産環境の変化によって、もう当時の糸を引くことはできないそうです。
Posted by インコントロ STAFF at 14時23分 Permalink コメント ( 1 )
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