2018年09月20日(木)
希少なヴィンテージ生地入荷いたしました (1) [Special Pattern Order会]
平素は格別のご引立てを賜り誠にありがとうございます。
さて暑さも和らいできた今日この頃、皆さまもそろそろ秋冬物の準備を始めている頃かと思われます。そこで、この秋Akamine Royal Line では名門DORMEUILをはじめJOSIAH FRANCE社、 WEIN SHELL社の無地サクソニー、 JOHNSTONS社の極上のカシミア、TAYLOR&LODGE社のスーツクロス等、入手困難なヴィンテージ生地を約50着分を仕入れてまいりました。どれも赤峰がイギリスで買い付けたヴィンテージ生地ばかりです。
その中で、今回は「DORMEUIL(ドーメル)」のヴィンテージ生地をご紹介いたします。
※なお在庫は全て一着分のみとなっております。
DORMEUIL 「President」
ブラウンストライプ
(380g/m)
DORMEUIL 「President」
グレー 無地
(380g/m)
DORMEUIL 「President」
ライトベージュ(アイボリー)無地
(380g/m)
DORMEUIL 「SPOTTEX BLUE」
ブラウン ストライプ
(450g/m)
DORMEUIL 「TOWNTEX」
ブラウンのグレンチェック
(420g/m)
DORMEUIL
ライトブラウン 小ヘリンボーン
(490g/m)
DORMEUIL
ネイビー 織柄ストライプ
(380g/m)
※この生地に限り、長さの都合上ジャケットのみのオーダーとさせていただきます。
スーツは1着20万〜22万円、ジャケットは一着13万〜17万円でお仕立ていただけます。
出来上りまで約6週間のお時間をいただいております。
ご興味のある方は下記連絡先までご連絡ください。
なお、Akamine Royal Lineはアポイント制となっておりますので、
お越しの際も事前にご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。
E-mail: info@incontro.jp
TEL:044-871-5330
FAX:044-861-5061
(担当:関根)
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2018年07月27日(金)
「シチリア映画を食べる」 [イベント告知]
◆Cinema Italiano Racconti Siciliani◆
〜シチリア映画を食べる〜
皆さんは映画を観ながらこのお料理は美味しそうだな、食べてみたいな、と思ったことはありませんか? 私はそのひとり。
そこで8月5日(日)に東京広尾のイタリアンレストラン「LA BISBOCCIA」にて、赤峰幸生によるイタリア文化発信企画の第3回目として、「Cinema Italiano Racconti Siciliani 〜シチリア映画を食べる〜」を開催いたします。
当日は「山猫」「ゴッド・ファーザー」 「ニューシネマ・パラダイス」 「グランブルー」 「情事」「カオス シチリア物語」など多くの名作映画の舞台となったシチリアのお料理を味わっていただける他、マグロの解体ショーをはじめ、映画にまつわるトークショー、シチリア風シューシャイン・サービス等も準備しております。なおドレスコードとして、皆様には白いお召し物でお越しいただき、暑いシチリアのゴッドファーザー・ファミリーの一員となって頂きます。(完全予約制のため、先着順にて締め切らせていただきます。)
◆日時◆
8月5日(日)
17:30開場
18:00開宴 (21:00頃終了予定)
◆料金◆
お一人様¥12,000(税込)
(小学生 ¥7,000)
料金にはお食事の他、ワイン3杯分の代金も含まれております。
なお未就学児の参加はお断りさせていただきます。
◆ドレスコード◆
白を基調とした服装でお越しください(白シャツでも構いません)
◆会場◆
イタリアンレストラン「LA BISBOCCIA(ラ・ビスボッチャ)」
address : 渋谷区広尾2-36-13広尾SKビル1階(日比谷線広尾駅より徒歩8分)
website : www.labisboccia.tokyo
facebook : www.facebook.com/labisboccia.tokyo/
◆ご予約・お問い合わせ◆
phone:03-3449-1470
e-mail:info@labisboccia.tokyo
上記の電話番号またはe-mailにてご連絡ください。
(担当:下田、中島)
La bisbocciaのホームページに当イベントの詳細が紹介されています。合せてご覧ください。http://labisboccia.tokyo/taste/
それでは皆様のご参加、心よりお待ちしております。
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2018年06月12日(火)
雑誌「THE RAKE」第22号が発売されました
先月24日に雑誌「THE RAKE」 第22号が発売されました。
本誌の特集記事「一生愛せる服」の冒頭にて、
「赤峰幸生がたどり着いた 一生愛せる服」と題した記事が
4ページにわたって掲載されています。
「一生、長く愛せる服とは何か」というテーマについて赤峰が存分に語り、さらに赤峰が長年愛用してきたスーツ、コート、シャツなどが紹介されております。
さらに赤峰もお薦めのアイリッシュリネンの老舗
「Spence Bryson」の紹介記事もおすすめです。
THE RAKE official website
http://therakejapan.com/
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2018年04月25日(水)
summer gentleman fair [イベント告知]
平素は格別のお引立てを賜り誠にありがとうございます。
さて、Akamine Royal Line では5月10日から18日まで、「summer classic gentleman fair」
を開催いたします。
今回のフェアでは、これからの季節に相応しいアイルランドのリネン生地メーカー「SPENCE BRYSON」とスイスのシャツ生地メーカー「ALUMO」の生地を中心に多数の生地をそろえております。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
※なお、Akamine Royal Lineはアポイント制となっております。
恐れ入りますが、お越しの際は事前に下記連絡先までご連絡ください。
TEL: 044-871-5330
FAX: 044-861-5061
e-mail: info@incontro.jp (担当: 関根、登地)
【 A L U M O について】
スイスの清浄な水と空気といった環境の下、高級番手の綿を中心にウールコットン、シルク、といった様々な素材を提供しております。
良質な綿花を傷めないように人の手で丁寧に摘み、成熟にあわせ何度も摘む手間をかけて収穫されます。繊維が均一で細く長く弾力があり、柔らかで、シルクのような光沢をそなえているのが特徴です。
生地の生産過程でもホルマリンを使用せず全ての生産工程は環境問題に熱心なスイスで責任もって紡績、紡織、仕上げを一貫して行っております。
【SPENCE BRYSON について】
美しい光沢感・風合いから世界最高のリネンと称されるアイリッシュ・リネンの大手メーカーです。その真の品質の良さから英国王室で重用され、世界のファッション界でも“リネンといえばSPENCE BRYSON”と代名詞をつけて語られる程です。
またアイリッシュリネンは、防カビ性と雑菌の繁殖を抑え臭いも軽減するという長所を持ち合わせています。
Posted by インコントロ STAFF at 13時19分 Permalink コメント ( 0 )
2018年04月12日(木)
朝日新聞新連載 日本の紳士服 『アルマーニ「制服」騒動 洋装150年 ブランド頼りではなくて』 [朝日新聞掲載記事]
平素は格別のお引立て心よりお礼申し上げます。
さて、3月より朝日新聞夕刊にて赤峰の新連載が始まりました。
時の潮目が大きく変わろうとしている今、服の視点から時代を月に1回、語ってまいります。
(朝日新聞様のご了解を頂き、このブログに記事全文を掲載させていただきました)
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先月、東京・銀座の泰明小学校が標準服(制服)に、高額のアルマーニを選んだことが騒動になった。
報道によれば、校長は「泰明小らしさ」を訴えたというが、高級ブランドを着れば「らしさ」が表現できるのだろうか。そこには、服飾における日本人のブランド信仰が見て取れる。
校長は「服育」という言葉も使ったが、その本質は生活する上でのたしなみを学ぶ「生活育」だろう。毎日洗ったハンカチを持つとか、スラックスにアイロンをかけて出かけていくとか、洗顔や歯磨きと同じように身だしなみを学ぶことが大切だ。
私は服作りの仕事で年に数回は欧州に出かけるが、そこでは「生活育」が浸透していることに感心する。親が子どもにジャケットや革靴を身につけさせ、白、紺、グレー、茶といった基本色を中心としたコーディネートを教えている。振り返って日本では、茶色のベルトをしているのに、黒い革靴を履いている大人の姿をいまだに目にする。
今年は明治維新から150年。開国以来、日本人の洋装の歴史は長いとは言えない。私たちが作り上げたものではないから、その流儀にはきちんと倣う必要があるだろう。
大戦までの日本紳士の洋装を見ると、正統の英国流が色濃い。夏目漱石、吉田茂、白洲(しら・す)次郎ら、今でも手本となるウェルドレッサーがいた。
しかし戦後、すべてをコンビニエント(便利)にする米国流が広がって、洋装は崩れたと言わざるを得ない。寒い季節にはずっしりと重いツイードのジャケットを楽しむのではなく、スリーシーズン着られる薄手のダークスーツが広がった。作り手・売り手の巧みな商品計画で、服のカジュアル化が進んだ。
世界に出て行って仕事をするグローバルな時代だからこそ、改めて基本を学ぶことが大切だ。装いの楷書体を身につけてこそ、独自にアレンジした行書体や草書体に進めるというものだ。
創立139年の歴史を誇り、島崎藤村も輩出した泰明小の前には、柳の木がある。その柳で染めた着物を作っているのが、創業約40年の「銀座もとじ」だ。泰明小で染め物の出前講座もしたと聞く。銀座は日本人の洋装文化を支えてきたテーラーの集積地でもあり、和洋の伝統が息づく。
確かにアルマーニは英国源流のスーツをイタリア流に咀嚼(そ・しゃく)して新しいスタイルを生み出した、尊敬に値する存在だ。だが一流ブランドの力を借り、自らもブランド化しようという泰明小の姿勢からは、通学区域外からも入学できる特認校として、子どもを集めたいという姿勢が透けて見える。
泰明小の教育活動の標題「泰然・明哲」は、まさに紳士淑女の理想のあり方だ。自らの歴史と身の回りで形作られた文化に目を向けてオリジナルな制服を作れば、より誇れるものになったのではないか。そんなことを考えさせられる騒動であった。
(朝日新聞 平成30年3月2日夕刊 より)
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朝日新聞社に無断で転載することを禁止します
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Posted by インコントロ STAFF at 13時35分 Permalink コメント ( 0 )
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