AKAMINE BLOG

メンズファッションディレクター 赤峰 幸生のBLOGです。

2012年01月05日(木)

年始ご挨拶 [INCONTRO NEWS]

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新年、明けましておめでとうございます。

昨年は未曾有の大きな出来事を通じて、私たちの心の中で「日本とは?」を気づかされた一年だったと思います。

昨年12月14日「ジャパンジェントルマンズラウンジ」というサイトを立ち上げました。皆さんと共に日本人の持つ美学を‘進化する和魂洋才’と位置づけ、再度あるべき原点に立ち戻り学ぶ会と位置づけています。

http://j-gentlemanslounge.com/

https://www.facebook.com/JapanGentlemansLounge

私の他、3名の事務局の方々とお一人でも多くの方々にご参加いただき、素晴らしいジェントルマンの集いとなるよう、力を合わせて頑張って参ります。

何卒 宜しくお願い申し上げます。

赤峰 幸生


As institutions all over the world come crashing down, you must find yourself wondering
anxiously whether things are as they should be and what the future holds.

Here in Japan, in the aftermath of the earthquake and tsunami of March 11 you cannot
help but ask yourself what the really important things are in life.

You have to wonder whether all is well with the Japanese male ― just look at his summer
business fashion, or his manners of late.

We Japanese are supposed to be a people in whom the spirit of bushido is ingrained,
who combine a strong sense of duty with a deep compassion for others.

When Japan opened its doors to the world in the Meiji Period, in the latter half of the
nineteenth century, the Japanese attempted to combine the ideal of the Western gentleman
with that of bushido, in the process creating a cultural amalgam known as Wakon-yosai
― Japanese spirit, Western learning.

We have established the Japan Gentleman’s Lounge as an association committed to the
notion that the evolving ideal of Wakon-yosai is the true Japanese aesthetic, and dedicated
to returning to its roots.

http://j-gentlemanslounge.com/

https://www.facebook.com/JapanGentlemansLounge

We certainly hope that you and many others will join us.

Yukio Akamine

Posted by 赤峰 幸生 at 10時44分 Permalink  コメント ( 0 )

2012年01月04日(水)

MEN'S EX 2012年1月号 ニッポンのスーツ生地に括目せよ! [MEN'S EX 掲載記事]

情熱漲る将来の4代目が奮闘する尾州津島の老舗
山栄毛織<尾州>

これぞニッポンの財産意欲作を次々と開発!

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アカミネロイヤルライン
経糸に30番手双糸、緯糸にモヘア100%の24番手3プライを用い、ションヘルと同等のスピードまで落として低速レピアで織り上げた、赤峰さん渾身の復刻トニック。430g/mで、シワにも大変強い珠玉の作です。19万4250円(パターンオーダー価格)

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アカミネロイヤルライン
赤峰さんが考える理想のブロードを浜松で再現!
最上質のエジプト原綿を使い、世界でも大変貴重になった旧式のシャトル織機で経糸2本、緯糸1本の平織り組織に織り上げたブロードクロス。本当に凄いのは、織り上げるまでの下準備に莫大な手間暇をかけている点です。膨らみ感や目の整いがケタ違いに素晴らしく、上品な光沢を備えた一枚。1万5750円(チョーヤ新丸の内ビルディング店)

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家内制手工業という特殊な産業構造
M.E. 赤峰先生と浜松のシャツ生地生産現場にご一緒させていただいて、大変なショックを受けました。細かな分業制になっていて、織り上がるまでにどれだけの手間と時間を費やしているんだって。
赤峰 生地を語るとき、旧式織機で織り上げたとか、素晴らしい原綿を使っているとか、そういうことばかりが語られていて、もちろんそれはとても大切なんですけど、そこに至るまでにさまざまな工程があって、浜松の場合はそのこだわりが群を抜いて凄いんです。
M.E. 本当にびっくりしました。
赤峰 試していただければそのよさがよくわかります。質感、光沢、耐久性、どれも抜群に素晴らしいですから。このブロードも、リピート率が非常に高いんですよ!
M.E. カルロリーバも素晴らしいですけど、また違うよさがあります。コリコリとした質感のブロードクロス、現代の奇跡ですね。
赤峰 家内制手工業の集合体だからこれだけ手間暇をかえられるんですよね。世界でも本当に珍しい産業構造だと思います。
M.E. ニッポンって凄いなぁ!
赤峰 本当にこだわったニッポンの生地は、世界に誇る素晴らしいクオリティを誇っているんです。

Posted by インコントロ STAFF at 11時26分 Permalink  コメント ( 0 )

2011年11月16日(水)

THE SARTORIALIST [INCONTRO NEWS]

Mr.Scott Schumanさんによるドキュメンタリー仕立てのTHE SARTORIALIST IN TOKYOに続き、THE SARTORIALIST の中に昨日からスコット氏撮影の赤峰画像を掲載していただいていますので、是非ご覧ください。
http://www.thesartorialist.com/

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Posted by インコントロ STAFF at 14時49分 Permalink  コメント ( 0 )

2011年10月18日(火)

「羊たちの沈黙」 [INCONTRO NEWS]

 10月3日東京の英国大使館でウールキャンペーンが開催された。主催はAWI(WOOLMARK INTERNATIONAL PTY LTD)で総責任者はPETER ACKROYD(ピーターアークロイド)氏。20頭の羊を大使館内で離し飼いにし、大使公邸ではファッションショーが行われた。
 PETERと私は20数年の友達でロンドン・パリ・ミラノ・フィレンツェ等の展示会やヨークシャーの自宅に訪れたり、彼とはいつも王道を行く紳士とは?について語り合う間柄である。
 10年程前にロンドンのパブで食事をしていた時、英国流紳士の基本精神とは何かの私の質問に対して彼はズバリ“UNDERSTATED(;控え目)”である事と言った。フランスでは“CHIC”、私達日本人では“粋”と言う事になろうか。
 今どきはどうしてもオレがオレがのオシャレ男な多い時代。男の洒落るを極めねば、を彼との再会で思い出した。私の仕事柄、羊君たちには日頃から感謝の気持ちを持って羊肉は食さない事に決めている。

Posted by 赤峰 幸生 at 10時55分 Permalink  コメント ( 0 )

2011年09月22日(木)

スコットシューマンと私 [INCONTRO NEWS]

8月22日スコットは来日した。私と彼とは年2回のピッティウォモで4年前「写真を撮らせてもらえますか?」がキッカケで知り合った。彼はカメラマンというよりジャーナリストといった印象だ強い。様々な街を歩きこれぞと思う人にカメラを向けるストリートフォトグラファーの言葉通り、常に腰の高さでシャッターを切る。その彼がSARTORIALIST IN TOKYOをテーマに数名のニッポン人をドキュメンタリー仕立てで撮るために来日。私はその酉を頼まれた。ひらめいたのはin TOKYOではなくin EDO。古き良き江戸情緒残る人形町で私がお気に入りの何軒かの店を訪ね彼の反応を私自身がカメラを構えて彼を撮る気分で案内したかった。10月19日からhttp://www.brother.co.jp/jp/mymio/special/scottschuman/のサイトでご覧いただけますので斯うご期待ください。
現在もこのサイトでは以下と同じ予告編がご覧いただけます。

Posted by 赤峰 幸生 at 15時26分 Permalink  コメント ( 0 )

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赤峰 幸生 (あかみね ゆきお)

● イタリア語で「出会い」の意のインコントロは、大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワークのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマにした自作ブランド「Akamine Royal Line」の服作りを通じて質実のある真の男のダンディズムを追及。平行して、(財)ファッション人材育成機構設立メンバー、繊研新聞や朝日新聞などへの執筆活動も行う。国際的な感覚を持ちながら、日本のトラディショナルが分かるディレクター兼デザイナーとして世界を舞台に活躍。 Men’s Ex、OCEANSに連載。MONOCLE(www.monocle.com)、MONSIEUR(www.monsieur.fr)へも一部掲載中。

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