2006年12月06日(水)
MEN'S EX 1月号記事「特別講座“正しいマフラーの巻き方”」 [MEN'S EX 掲載記事]
「基本的にはひと巻きで。グルグル巻きは男らしくないですね」
単純なようで、意外と悩むマフラーの巻き方。なんとなく巻いている人も多いのでは。男の確固たる巻き方を、“正統”を知るご意見番、赤峰先生に聞いてみました。
「男のマフラーは、ひと巻きが基本。例えばレストランを出るとき、外国人はスッとひと巻きするだけ。その所作が男らしい。ゴチャゴチャ作ったり、調整しているのは、日本人くらいですね」
一重・引き締め巻き
「首元でキュッとひと結びするだけ。これが基本中の基本です。引き締まった男っぽさを演出できます。映画監督であり、俳優のヴィットリオ・デ・シーカなどイタリア人が得意とする巻き方ですね」
一重・前後垂らし
「オーソドックスな巻き方ですが、これもひと巻きで。前は腰あたりまで長くとって、後ろは肩甲骨くらいまでと短くします。オーソン・ウェルズなどのアメリカの俳優が好んでしていた巻き方ですね」
ショール巻き
「フランス的な巻き方。女性もしますが、男性がしても粋な巻き方です。フェリーニの映画「8 1/2」で、マルチェロ・マストロヤンニが雪のシーンでこの巻き方をしていたことが印象深いですね」
○ POINT! 後ろの見え方も大事
「首の後ろ部分の巻きは、しっかり高さを取るように。コートを着たときも、後ろからマフラーが見えるべきです」
× NG! 高校生の巻き方です
「2つに折って輪に通す巻き方(写真左)をよく見ますが、あれはエレガントじゃない。グルグル巻きもNGです」
Posted by インコントロ STAFF at 00時00分 コメント ( 0 )