2016年11月11日(金)
食文化とファッション [INCONTRO NEWS]
赤峰は9日、三越伊勢丹ホールディングスの社員教育セミナーで、食文化を服のモノづくりに応用する考え方を解説しました。
赤峰はレストランで食事をしている時も、常に服のモノづくりのヒントを探しているそうです。
その方法について赤峰は「食材や料理の色、主菜と副菜の合わせ、演出する空間などを服に置き換えて考えている。」と語りました。
解説に使った食器は、赤峰が監修して、1993年に広尾でオープンしたイタリアンレストラン「ラ・ビスボッチャ」から借りてきたもの。イタリアの老舗陶磁器メーカー、リチャードジノリ社の別注品で、アーカイブの伝統柄を復刻している。その意図を赤峰は「日本のイタリアン・レストランといえども、本場のイタリア人が納得する正しい歴史検証にもとづく演出は大切。イタリアの国旗を出せば良いということではないのでは。こうした考え方は日本人の洋服作りにも当てはまる」と説明しました。
受講者の「感性を磨くには?」という質問に、赤峰は「インターネットは知りたいことしかわからない。新聞を読むこと」と答え、視野を広げることをお勧めしました。
Posted by インコントロ STAFF at 21時37分 コメント ( 0 )